1歳児に読みたい絵本!幼児教育のプロが選ぶ10冊!1歳児の発達に合わせた絵本選び

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こんにちは!今回は、1歳児向け絵本を紹介します♪

オススメ絵本が多すぎて…頑張って10冊に絞りましたよ~!!

実は現役先生時代、0歳児を担当したことがなく、ファーストブックにはあまり縁がなかったのです。

しかし!!ここからは伝えたい絵本がドンドン出てきておりますのでお付き合いください!

1歳児の発達について

まず、読み聞かせをする大切な1冊を選ぶ前に、1歳児ってどんな特徴があるのか。

それを踏まえてどんなところを伸ばしていきたいのか。を少し考えていきましょう!

1歳児は、大半を寝て過ごしていた時期から、運動機能がめざましく発達し、遊びながら新しい動きや感覚をどんどん獲得していきます。

赤ちゃんから、子どもへと目まぐるしいスピードで成長する時期です。

いろいろな「はじめて」の場面を感じ取れ、可愛らしい時期であると共に、成長の喜びを感じる時期ということです!

運動機能  つかまり立ちをしたり、伝い歩きをしたり、1人で歩き始める子も見られます。行動範囲がぐっと広がります。手先の器用さも増してきて、物をつかむ、投げる、回すなどの動作もできるようになります!

言語機能 「あーうー」といった喃語(なんご)の時期を経て、「ママ」「まんま」「ぶーぶー」など意味を持った言葉を発するようになります。言葉の数もどんどん増えて、「ちゃちゃ のむ」など二語文を話せるようになったり、親の話す言葉の理解ができるようになり、コミュニケーションをとれるようになってきます!

心の発達 好奇心が高まる時期。表情や動きを観察して真似するようになります。徐々に自分の意思を示すことができるようになり、「ちょうだい」と求める表現ができるようになります。そして「自分でやりたい!」という意欲も強くなります。

生活習慣 1日3食を大人と一緒に食べることができるようになり、昼寝も1日1回に落ち着いてくるなど、生活サイクルが安定してきます。

1年の成長は、ほんとに大きく、あっという間ですね!子どもの成長に伴って、悩むことも多く出てくるかもしれません。子育てに正解はありません!悩み事もコメントでぜひ聞かせてくださいね!

こちら、0歳児、ファーストブックの記事もどうぞ↓↓

1歳児の読み聞かせ絵本・子どもの反応が良い絵本10選

私がオススメする、読み聞かせ絵本を紹介します。目まぐるしいスピードで成長する1歳児には、絵本で遊ぶ・真似っこする・興味を持つを意識しています。シンプルカラフルリズムもまだまだ大事な要素です♪

きんぎょが にげた ✎五味太郎

450冊を超える絵本を描いた巨匠、五味太郎さんのロングセラー絵本です!

五味さんの絵本、ほんとに好きなんです!色彩が独特で、造形・デザインお話しも深いように感じています。私がクラスの子どもたちに読みたい絵本には、他にも五味さんの絵本があり、お世話になってます!

この絵本は、子どもたちの興味がそそられる仕掛けがいっぱい!題名の通り、きんぎょがにげて、どこにいるか見つける絵本なのですが、意外と難問!!

子どもが「おった!」「ここ!」と反応し、指差しし、こんなにできるんだ、といった嬉しい驚きが感じられる一冊

シンプルでカラフルで、子どもが集中する構図10か月から愛読しているとのコメントもあり、大人は「難しい」「今は無理」と思ってしまいがちですが、ぜひ手に取って貰いたい絵本です!

きんぎょに反応がない場合は読み手がきんぎょを指差しし、読み進めていくと良いと思います!

こんな玩具…可愛すぎる。私が欲しい。


だるまさん が  ✎かがくいひろし

こちらもロングセラー絵本です!愛らしいだるまが、いろいろな表情・動き・ポーズで変化する絵本。

だ・る・ま・さ・ん・が   といった独特の間が素晴らしい!このリズムが展開を更に面白くしているようにも感じます。

「だるま」 なんて知らない・見たこともない そんな子どもたちが食いついて、楽しくなってくる。

いろいろと考えて作られているんだなぁと感心してしまいます。

自然とスキンシップを取りながら、真似っこしながら読んでしまう、誰もが笑顔になる一冊です。ぜひ、「が・の・と」の3冊シリーズで♪


くつくつあるけ/おててがでたよ ✎林明子

こちらも有名な林明子さんの絵本です。繊細なお話が多く、優しい雰囲気の絵が素敵です。

今回のこの2冊は、1歳児の運動機能の発達と、「自分でやりたい!」といった自我の芽生えを捉えたもの。

身近な「くつ」を題材に、「ぱたぱた」「ぴょんぴょん」といったリズミカルな響きも入っている。

「着替え」を題材に、「ぱっ」と手が出た不思議さ、喜び、「ばぁー」と顔を出す嬉しさを表現されている。

子どもたちがやりたい!お出かけしたい!そんな気持ちになる絵本です。支度の際に読み聞かせ、絵本のワードを繰り返しながら一緒に勧めていきましょう。

幸せな気持ちでお出かけできるはず♪

4冊セット売りもありました!ケース付き!!


くだもの ✎平山和子

子どもは果物が大好きです!ページを開くと、リアルな果物の絵があり、それが切り分けられ「はい、どうぞ」と渡されて…ついつい手を伸ばしちゃう!

「あーん」と口を開ける仕草や、「すっぱーい」と表情を変える子どもたち。

子どもたちが自らストーリーを加えていく形の絵本です。

ストーリーのない絵本にとまどうママ・パパ多いようですね!子どもの受け取り方が全てです。可愛い仕草たくさん見られると思います!

私はすいかの種とばし「ぷぷぷ」と吹き込んだり、「はいどうぞ」「はいどうぞ」と何個も渡して「えーもういっぱいだよ!」と言った返しを楽しむ おふざけが好きでした♪

ぽんちんぱん ✎柿木原政広

こちら先ほどの「くだもの」と似ています。子どもたちが大好きな「パン」の写真絵本です。

ぱんぱん しょくぱん ぽんちんぱん と歌のようなリズミカルな言葉が子どもたちにハマるのです!パの音がおもしろく感じるのか…?パンがお顔のように見えるからか…?

大人からすると、「え?これが?」と思ってしまいがち。(すみません!!)

でも、本当に子どもの食いつきがおもしろく大人との感性の違いが分かる絵本です。ぜひ体験してもらいたいなぁ!と思います。

がたんごとんがたんごとん ✎安西水丸

こちら、分かりやすい!「電車」の絵本です。電車の音と、「のせてくださーい」の繰り返しです。

シンプルな繰り返しがとても良い!よびかけがあって、答えがあって、お客さんとして乗り込んでくるのも、身近なもの。使うようになってきたもの。

また、エプロンをつけた女の子のところまで運ばれるので、おやつの前に切り替えとして読むなど活用していました。「のせてくださーい」がたんごとんがたんごとん…と電車ごっこで椅子に誘導したり、配膳したり、楽しみながら促すようにしてみてください!

何もないときに読むときっとエンドレスになります! (それくらい大好きという意味で)

読んだことないのですが、こんな夏らしいシリーズもあるのですね!

そして…また見つけてしまった…

目や口の細さ!!(笑)絵本とセットに送っても可愛らしくていいかもしれません!


いないいないばあ ✎松谷みよ子

この定番の1冊は外せません。どの時代でも、令和でも、「いないいないばあ」の魅力って素晴らしいと思いませんか。読み継がれたい1冊でもありますね。響きの美しさ、優しい雰囲気、親子の信頼を深めるきっかけになります。

なんと、発売から50年、600万部を超える、日本で一番売れている絵本と言われているそうですよ!

孫にも読んであげよう!と決めております♪(子どももいませんが…)

くっついた/なーらんだ ✎三浦太郎

きんぎょさんと きんぎょさんが…「くっついた」

ちゅんちゅん とりさん…「なーらんだ」

2冊とも、この繰り返しで、実にシンプル!ママとパパも「くっついた」「なーらんだ」

くっつくことも、並べることも大好きな子どもたち。あたたかい気持ちになること間違いなし!

くっつくことが好きなのは想像できるのですが、1列に並べる行動も好きですよね!なぜでしょう?不思議です!

成長するにつれて、列にならんだものを「いーち、にーい」なんて数え始めるようになったり…子どもの発達の流れに沿っているのでしょうか。あっという間の瞬間を大切に育みたい、そんな時に読んでください!

こんな絵本も…おまけの1冊 オリンピックの絵本!?

たくさんの絵本から、独断と偏見で、先生時代に子どもによく読んだ絵本、子どもの反応が良い絵本、印象に残っている絵本を中心にまとめました。これらの絵本に興味が湧き、手に取ってくださる方が増えますように。

そして、2020東京オリンピックで賑わっていた際に、体を動かす真似っこ絵本を探していると・・・

ぴったりの絵本があったのです!サッカー・カヌーなど競技の真似っこなので大きい子にも人気です!

3・4歳児もオススメ↓↓

パンダ オリンピックたいそう ぴかぴか金メダル付き!!

こちらが難しいお子さんは…ぺんぎんたいそう をオススメ!

おまけの2冊になってしまいました♪

おすすめの絵本、反応が良すぎる絵本、コメントにて教えてください♪

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