こんにちは!
今回はイヤイヤ期絶頂の2歳児さんを詳しく解説(笑)します!
まずは、いつもの通り年齢による発達段階から見ていきましょう。
それから次の記事で絵本の紹介に入ります。絵本の紹介がすぐに見たい方は、こちらを見てください↓↓↓
2歳児の発達について
2歳児といえば・・・イヤイヤ期という言葉がピンと来ます。
イヤイヤ期の子どもとどう接するべき?
イヤイヤ期は大変、よく泣く、よく怒る、お手上げ・・・マイナスな印象も多く、お困りの保護者様が多いです。先生時代もよく相談を受けました。
「よしよし、泣かないで、どうしたの?」となだめてもイヤイヤ期なのでしょうがない! ですから、現役の時は同じように泣き真似をして抵抗したり、言い合いをしたり、泣いても怒っても冷静に声を掛け続け、折れるのを待ってみたり…正当な理由をつけて対抗していました。
「はち先生のクラス騒がしい!いや、先生がうるさい?」と言われるほど・・・(笑)
でも、真向からイヤイヤ期に勝負している時間は、子どもを見つめる時間であり、次第に子どもたちの信頼が得られてきました。
落ち着くまでそのままにしておく、放っておくのは、オススメしません。子どもの泣き声が耳につき、自分自身にマイナスな印象を抱きやすく、悩んでしまう保護者の方が多いように感じます。
動画を見せる、おやつをあげる 等、子どもが欲するものへ切り替えることも、場合によっては有効です。(外出時など)しかし、それが日常になると「泣く(暴れる)とこうしてもらえる」と学習してしまい、繰り返す原因になります。イヤイヤ期が長引き、大変です。
この時期だけのイヤイヤ期。「何言ってんの?(笑)」とおかしくなってしまうくらい、対抗してみましょう!
2歳児の発達について
運動機能 歩行の機能が進み、動きがダイナミックになります。走ることや、その場でジャンプ、跨ぐことが出来ます。階段の上り下りも手を使わずに出来るようになります。外遊びが活発になり、ボールや遊具遊びへの興味が出ます。怪我や事故の危険性が増します。
言語機能 2語文、3語文と話せる言葉が多く、長くなります。会話ができる(受け答え)ようになり、意思表示をします。自発的に話しかける姿が見られるでしょう。「きれい」「かっこいい」など表現が豊かになり、語彙の獲得が一気に増え、言葉の世界が広がります。ストーリー性のある絵本がますます楽しくなります。感情が豊かになります。(→イヤイヤ期)
心の発達 自我が発達してくる時期です。好奇心の芽生え、観察力、想像力の広がりから、なんでもチャレンジしようとして、時にはものすごく頑なに、大人の手伝いや手助けを嫌います。自分でチャレンジしてうまくいけば成功体験から自信へ繋がり、そのうち自立心や自発性が育ちます。わがままに見えますが、成長の過程です。(→イヤイヤ期)
生活習慣 生活能力が著しく向上します。手掴みから食具(フォーク、スプーン)を使い食事ができます。「うんち!」「おしっこ出た」と言葉で排泄を知らせたり、促されることでトイレでの排泄ができるようになります。トイレトレーニングを始める時期です。衣服の着脱や片付けなど、できることが増えてきます。
この時期の子どもは、日常生活において様々なことを自分でやろうとし始めるので、子どもが扱いやすいもの、一人で出来そうなもの、という目線で環境を整えてあげると良いですね。
洋服も前後が分かりやすいもの、すっと着れてパッと履けるものを選んでください。おしゃれ<着やすさ です! 靴も同様に、ゴムが伸びて履きやすいものorマジックテープを推します。
トイレトレーニングトイトレは、トレパン(布製)4層のものを8枚ほど準備して、午前中だけ、家の中はトレパンで過ごしてみようなど、少しずつ時間を延ばしていくといいですね!トイレでの排泄ができるなら、1時間ごとに誘うなどしてみましょう。おむつは寝るときだけにできれば最高です!!トレパンに綿パン(普通のパンツ)を混ぜていき、綿パンを選択しやすいように誘導しながら「どれ履く?」と選択させていくとグッド!!自分好みの綿パンを買いに行く方法も良いと思います♪
2歳児の発達に合わせた絵本選び
笑っていたかと思えば怒り出し、泣きわめく忙しく大変な2歳児さんには、言葉や絵を一つひとつ届くようにじっくりと読んであげましょう。
- 外遊び
- 乗り物
- 食べ物
- 虫や生き物
- 色
- 真似っこ、見立てを楽しめる
- ストーリー性のある(繰り返しならば長くても◎)
これらの観点を意識した絵本を選ぶと良いと思います!
絵本の紹介は下の記事を見てください♪
イヤイヤ2歳児怪獣の子育て、保育に奮闘している皆様、応援しております♪
発達段階には、個人差がもちろんあります。誕生月でも差が大きいですし、2歳でも得意・不得意があったり、好みもあります。
発達段階はステップ上に変化していくものです。「うちの子なんでできないんだろう」ではなく、「できることを増やす、増えた」という目線でみていくべきです。
発達段階で心配なことなども相談ください。
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